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ブログ 2,500回記念 『感動の言葉』(本社) | 株式会社トランス・グリップ

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2023.01.10

皆さま、新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

今回のブログが2,500回記念ということで、私常温CVS部の森が
誠に僭越ではございますがご紹介させていただきます。

テーマは『感動の言葉』です。
この冬のシーズンも各地では例年以上の大雪に見舞われ、現地に住んでいる方は
さぞかし苦労をしているのではないかと思います。
特に北陸地方の国道8号線は多くの車が立ち往生をし、車の中では一夜を過ごす方などが
いらっしゃり自然の猛威に恐怖すら感じます。

実は私も2018年2月6日から10日間、北陸地方の大雪で同じように国道8号線に
1500台の車両が立ち往生した時に金沢センターの配送を応援させていただきました。
雪国に住んでいる方が走れないのに、1年に1度雪が降るかどうかのところに住む私には
果たして応援できるのだろうかという不安がありましたが、何か貢献できることが
あるのであればと思い北陸に向けて出発いたしました。

金沢のセンターに着いた時の光景は想像も出来ないくらいの雪の凄さでした。
しかも毎日雪が降ります、その中ツーマンで店舗様へ配送で行くのですが
雪の中の納品は悲惨で手押し台車を使用できない状況では、商品を1個ずつ手渡しで
運ぶ状態の店舗様もありました。
また店舗様に買い物に来ているお客様が駐車場内でスタック(雪にタイヤが埋まっている)
している車両を何台も見かけました。
私はこの北陸にいる間はそのような車両を見かけたら、全て助けようと
決めていましたので15台くらいの車両は脱出するまで車を押し出していました。


その後1週間くらいたった時に雪もひと段落し、ある店舗様で納品をしている時に
買物に来たお客様や歩道をあるいる歩行者の方から、
(トラックナンバーをみて地方から来たのだと気づいたと思いますが)
『遠いところからごくろうさま、ありがとう』など感謝の言葉を頂く機会が
増えてきました。
正直、この大変な状況化の中、とてもうれしくなる言葉でしたし非力ながらも
この地域に貢献をしている実感が湧いたことを記憶しています。

私もトランス・グリップに入社してから何回か災害等で応援に行っておりますが
その中でも一番記憶に残っていて感動した言葉をご紹介します。
時期的に北陸の応援と前後してしまいますが、2016年4月に発生した熊本地震の時でした。
福岡県の筑後センターに着いて2日目か3日目に熊本県のある店舗様に納品に
伺った時のことでした。
店舗駐車場に納品車両を停めて、まずはお店の方に挨拶をしに行きました。
店舗内の商品は全く何もない状態で、
物資が供給されないということは、毎日お店に行くと商品が並んでいることが
当たり前と思っている私にとっては、何か大変なことが起きている気がしました。
挨拶をすませ、商品群別に納品場所を聞き納品を開始しました。
手押し台車に商品を積み1回目の納品の為店舗内に入ったところ
バックルームからオーナー様が私のところに来られて一言の言葉が感動でした。
『私たちはあなた方の物流に支えられている、これから大変だと思いますが、
頑張ってください』という言葉でした。
その言葉を聞いた時に、被災をして大変なのは現地の皆さんなのに、その優しい声掛けが
私の心の中に込み上げてくるものがあり、トラックの陰で一人、泣いていました。
その感動のお言葉を頂いてから約1ヵ月の期間にいろいろなことを経験させていただき、
通常のセンター運営に戻ったことを記憶しています。

この2,500回のブログに相応しいかどうかはわかりませんが
普段通りに商品の仕分けや、配送することが当たり前といわれる業界ですが
実は感謝の言葉を頂ける誇り高い仕事をしていることを、災害時ではなく
何事もない普段から頂ける社会に変化していくと良いかなと実感しています。

今後も皆さんとお互いに感謝の気持ちを持ち、そして取組んで行くことが
仕事を通して社会貢献ができる最高なことだと思います。
またそうなるように努めて参ります。
以上になります。
長文失礼いたしました。 ありがとうございました。

 

 

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